ピナコテーク三連発! @ミュンヘン その2



ゲーテ
ノイエ・ピナコテークにて、ゲーテさまの肖像画を発見。「貸借は友を失う」(だから、違うってば)
ごあんない;
ピナコテーク三館のウェブサイト入り口
Alte Pinakothek  Daily except MON 10.00 - 18.00 TUE 10.00 - 20.00 Closed:MON  9 Euros
Neue Pinakothek  Daily except TUE 10.00 - 18.00 WED 10.00 - 20.00 Closed: TUE  7 Euros
Pinakothek der Moderne  Daily except MON 10.00 - 18.00 TUE 10.00 - 20.00 Closed:MON  10 Euros
意外にも博物館・美術館の多い街、ミュンヘン。
シリーズ第二弾では、市の北側に位置する三つの美術館:

 アルテ・ピナコテーク Alte Pinakothek
 ノイエ・ピナコテーク Neue Pinakothek
 ピナコテーク・デア・モデルネ Pinakothek der Moderne

を、一挙にご紹介しよう。
ピナコテーク 地図
三館は地理的にも隣接している。一日共通鑑賞券12Euroがあるが、体力的にとてもきつくなるのであまりお勧めしない。
だがどうしてもやってみたい、という方は、水曜日に実行するのがいいだろう。
まずアルテとモデルネを先に回り、延長営業をしているノイエを最後にすれば、たぶん成功する。
アルテ・ピナコテーク フロアプラン
まずは、アルテ・ピナコテークから。英語版フロアプランがこちら。
本家ウェブサイトにも英語で詳細な紹介があるので、参照されたい。
ブリューゲル 怠け者の天国
この美術館の白眉はピーテル・ブリューゲル(父)「怠け者の天国」 The Land of Cockaigne。
たらふく食べて寝ることが幸福だった時代を象徴している。
でも、現代人の目から見ても十分に楽しい。手前のスプーンが刺さった卵、とか。脚まで生えてるし。
デューラー 四人の使徒 デューラー 自画像
アルブレヒト・デューラー Albrecht Durer の「四人の使徒」、そして「自画像」。
本物はやっぱりよかった。
ノイエ・ピナコテーク フロアプラン
続いて、ノイエ・ピナコテークへ。
本家ウェブサイトでの館内紹介はこちら
ゴーギャン ゴッホ
ゴーギャン、ゴッホといった泣く子も黙る印象派がいっぱいある、のはお約束。
ちなみに、この「ひまわり」は壇一雄氏のエッセイ『漂蕩の自由』で言及されていたものだろう。
カール・シュピッツヴェーク カール・シュピッツヴェーク
こちらの二枚は、カール・シュピッツヴェーク Carl Spitzweg 1808 - 1885 の作品。
Nachtliche Runde (vor 1879) と Der arme Poet (1839)。
この画家は、日本での知名度は低いけれど、本国ではとても有名らしい。
ちっちゃな画面につめこまれた精密な絵柄、が特徴。
シュピッツヴェークのひととなりは、ドイツ文学者池内紀氏のエッセイ『姿の消し方』中の「屋根裏でひとり」という章で紹介されている。
生涯にわたりひとり身で、豆粒みたいなスケッチをせっせと取り続けたひと。その数、残されているだけで千五百枚超とか。脱帽。
クリムト クリムト
個人的には、クリムトが二枚あるところが高評価。
Margaret Stonborough-Wittgenstein(1905)とThe Music(1895)だ。
エゴン・シーレ
エゴン・シーレも一枚だけあった。Agony(1912)。
エゴン・シーレ
サイン部分を接写してみた。すごくかっこいいのでまねしたい気分になってしまう。
ピナコテーク・デア・モデルネ フロアプラン ピナコテーク・デア・モデルネ フロアプラン
さて最後にピナコテーク・デア・モデルネ。
公式ウェブサイトの館内紹介はここからinformation, Floor Planを見てください。
マグリット ジョアン・ミロ
ピカソ、クレー、ダリさま……などはもちろん、
マグリットやジョアン・ミロもある。
興奮して画面に顔を近づけていたら、係りのひとに怒られてしまった。床に線が引いてあって、それ以上踏みこんではいけなかったようだ。
マッキントッシュ マッキントッシュ
地下にはなつかしの名機たちが展示されていた。けっこうまとまった数があるので、マニアな方はきっと嬉しいと思う。
うしろにこっそりアイボがいる。
アルテ カフェ モデルネ カフェ
休憩場所情報。
注意しなくてはならないのは、ノイエにはカフェがないこと。
食事したければアルテ(左)かモデルネ(右)で。
どちらかといえば、モデルネのほうが値段も低め、テラス席もあるのでお勧めだ。
非常ドア
非常装置のなかでは、ノイエ・ピナコテークで発見したこのドアが大賞決定。
相当な非常事態でなければ開けはせぬぞ、というドイツ人の心意気が伝わってくる。
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