フランス・ミュゼめぐり その2 ルーヴルうらみち案内Musee du Louvre

pyramid
ルーヴルの朝。北側、リシュリュー翼からピラミッドをのぞむ。
ごあんない;

公式サイト

いわずと知れたパリの巨大博物館、ルーヴル。すべての展示をみるには最低3日はかかる、と言われるが、本当に3日間必要だった。
それでは、以下駆け足でご紹介したい。
Milo
こんな彫刻や……
Lisa
……こんな名画については、もう存分に言及がなされていると思うので、
本コラムではおよそ普通のひとが着目しないであろう、
ルーヴルのマイナーな部分に光を当ててみよう。
LouvreMap
館内でもらえるフロアプランの日本語版を片手に、コートや荷物はクロークに預けて、
まずはリシュリュー翼2階(現地の表記では1階)へ向かう。
LouvreMoyenAges
マイナーの王道、中世展示の区画から。ほとんど人がいないので、とてもゆっくり鑑賞できる。
Louvrecross Louvrestick
この時代の作品は、とにかく思いこみさえあればデッサンなんかどうだっていいや、的なつくりのものが多い。美しい、というよりは面白かったりかわいらしかったりする。飽きない。

右の写真にふたつ写っている蕨の頭みたいなものは、えらいひとの杖の装飾。
MoyenAge Fishes
数cmに満たない展示品たちだが、なかなかどうして味わいがある。
LouvreSculpturesMoyenAge
続いて、リシュリュー翼1階(現地の表記ではRez-de-chausee)左端の5〜18世紀フランス彫刻部門へ。
ここは、フランス各地から集めたロマネスク彫刻の洪水。
LouvreSculpturesMoyenAge LouvreSculpturesMoyenAge
ふつうは高い位置にあってよく見えない柱頭彫刻がまぢかに観察できるのはとてもすばらしい。
LouvreSculpturesMoyenAge LouvreSculpturesMoyenAge
このあたりを見ている人はすごく少ない。もちろん日本人など皆無。
Stair RubensHall
館内はひたすら巨大な絵画で埋めつくされている。嬉しい、だがとても消耗する。芸術鑑賞が体力勝負、ということをはじめて知った。
LouvreMoviethumnail
さて、モナリザルームのある2階ドゥノン翼。有名なフランス絵画が目白押しだ。鑑賞に疲れてふと視線を上げると、天井付近に謎の回転機械を発見した。機能は不明(上の画像をクリックすると動画が始まります。音声もついているので注意)。


半地下階の古典彫刻部門では、壁のすきまから謎の音(音声つき動画)が聞こえていた。ひとけのなさもあいまって不気味な雰囲気をかもし出している。
Elevator
10トン運べるエレベーター。どんな巨大彫刻の搬入にも対応できそう。
MisteriousSound2.jpg
謎の音その2。場所が場所、だけにちょっと気になる(上の画像をクリックすると音声つき動画が始まります)。
Alarm thermostat
シュリー翼3階にあるフランス絵画部門へ。見るべき絵がたくさんありすぎて疲れるので、警報機(左)や乾湿計(右)を見て目を休める。
evacuation
こちらは避難経路地図。さりげない補色使いにセンスを感じる。
cafe
おまけ;疲れたら、こまめに休憩しよう。館内のカフェにて。

奥がエスプレッソ、手前がカフェオレcafe creme。パンたちはフランス菓子パン3兄弟のうちのふたり、クロワッサンとパンオショコラPain au chocolat(ちなみにもうひとりはパンオレザンPain au raisinというレーズン入りのもの)。白い小袋はチョコレートで、飲み物を頼むとついてくる。
写真では大きさがわかりにくいが、パンは両手で持たなければならないほどだし、カフェオレはマグカップみたいに巨大な器に入っている。

この国では、林檎と新聞以外はなんでも大きい。
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